STORY
お月様には、兎が住んでいました──。
お月様には、『華月郷(かげつきょう)』と呼ばれる国がありました。
その国には主に兎が住み、特産品は、きねとうすでつくおいしいお餅。
人参料理が好まれ、不思議な観光スポットもたくさん。
星外からたくさんの観光客も訪れます。
そんな華月郷では、年に一度、天界屈指の大きなお祭りである『月宴祭』が行われます。
お祭り中には、全宇宙の強者があつまる大規模な『武術大会』も開催されます。
今年の優勝候補にもなっている、武術が得意なやや女の子らしくない主人公。
今年こそライバルである狼の男の子・焔里に勝つため、師匠と特訓の毎日です。
そんな焔里もなぜか、大会前に華月郷に狼の女の子・小蝶と共に訪れ、主人公にまざって一緒に特訓しています。
・・・・・・というか遊びに来ています。
そんな祭りと大会の近づいたある日、何者かに術をかけられ、記憶喪失にかかってしまう主人公。
幼馴染の兎・季斗の知識のおかげでなんとか症状は軽くなったものの、犯人は見つかりません。
そんな中、近くの森で倒れている白い羽を持つ人物・雨音を見つけ、介抱します。
白い羽を見て、天使かも…!と心躍らせる主人公。
話を聞くと、どうやら雨音も同じ術をかけられ記憶喪失になっているようで……。
どうやら今年の武術大会には、一波乱起きそうな予感です。
一連の事件の犯人と、その目的とは…?
……内容はいろいろ飛んでますが、ほのぼのファンタジーになる予定で…す…!焦